メタバースって何!?

●メタバース ( Metaverse)とは

コンピュータネットワーク上に構築される3次元の仮想空間やそのサービスを指します。

イメージしやすくメタバースが題材の作品をいうと

アニメ】デジタルモンスター、ソードアートオンライン、サマーウォーズ、竜とそばかすの姫など

映画】マトリックス、シュガーラッシュ、レディプレイヤー1など

日本でいうメタバース空間とはバーチャル空間の一つであり、2021年以降に参入したデジタル商業空間及びそれに付随する企業をそう呼ぶそうです。

 

未来のインターネット環境がイメージになっており、ユーザーはオンライン上で構築された三次元の仮想空間にアバターと呼ばれる自分の分身で参加し、世界中のユーザーがお互いにコミュニケーションをとりながら経済活動を行い、仮想空間がもう一つの『現実』として機能することが想定されています。

現在メタバースの定義として色々な提案がされていますが、現段階では明確な統一された解釈が存在しません。

メタバース解説書の「メタバース進化論」にて【空間性】【自己同一性】【大規模同時接続性】【創造性】【経済性】【アクセス性】【没入性】の7つの要件を満たしたオンライン上の仮想空間として定義されています。

 

●メタバース(metavers)の語源

メタバース[metavers]とは造語で語源は

超越[meta]」と「宇宙[universe]」を組み合わせたものです。

これは1992年に発表されたサイバーパンク小説『スノウ・クラッシュ』に登場した架空の仮想空間サービスの名称でしたが、近年のテクノロジーの進化によって実際に多種多様な仮想空間サービスが登場。それらの総称や仮想空間そのものの名称として、まず英語圏で用いられるようになりFacebook社が社名を「Meta」に変更し、日本にも広く浸透してきました。

 

メタバースに関係する色々な出来事

■世界で一番最初にメタバースが注目されたのは2006年にメタバース空間の先駆けと言えるSecond Life(セカンドライフ)の誕生がきっかけでした

Second Lifeではユーザー数が100万人超になり、米国の大手企業が続々と参入し、三次元で作られた仮想世界でアバターを使い、様々なプロモーション活動や制作発表が開催されていたそうです。

ちなみにこの頃はまだiPhoneも発明されていないような時代です。

当時、Second Lifeに参加する方法はパソコンのみで、ユーザーは今のようにゲームパッドなどもないのでマウスとキーボードを駆使しながらアバターを操作していました。

この当時はメタバースという言葉が知られておらず、MMORPGの延長のサービスとして捉えていた人が多かったそうです。

2010年代には広い意味での仮想空間としてのメタバースがオンラインゲーム上ですでに生まれていました。『ファイナルファンタジーXIV』や『マインクラフト』などがそれにあたります。

2020年時点で仮想世界的なものが複数存在しています。

圧倒的な数のユーザー人気を集めており仮想空間を作れる『マインクラフト』や、オンラインゲームがベースとなっている『フォートナイト』ではアバターを使ったオンラインコンサートが実施されたりとゲーム以外の楽しみ方をするユーザーの数は年々増えており、2020年に開催されたトラヴィス・スコットのバーチャルコンサートでは同時接続数が1200万人を超えるという人数が参加しています。

あつまれどうぶつの森』もメタバース空間の一つとされており、JTBによるユーザー制作マップ【JTB島】が公開されるなど企業の参加も模索されており。

ゲームからメタバースへのアプローチは、日本のゲーム企業にとっては大きなチャンスと呼べます。

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