完全版!! あんな傷やこんな傷、ダメージ・傷の種類からその対処方法について

今回は傷の種類についてまとめていきます。

カードをコレクションしていく上で意図していなくてもカードを傷つけてしまうことがあり、

大切なカードを保管するためにスリーブに入れたのにそれが原因で様々な傷が入るなんてことはザラににあります。

この記事はカードを保管する上で気をつける事や対処方法など参考にしていただけたらと思います。

 

・擦りキズ(線傷)

カードの表や裏に線のような傷が入ります。

うっすらと入っている場合はパッと見は分かりづらく光の当たる角度を変えて見ないと分からない場合もあります。

 

●起こる原因

・スリーブに入れずに保管しているとカード同士が擦れ合い、・スリーブにカードを入れる際にスリーブ内に異物が入いて、そのままカード入れてしまうと傷つけてしまいます。

・他にもEU版や北米版などの海外のカードには生産時の初期傷としてこの線傷が入っている事が多いです。

●対処方法

・スリーブを使っての保管

・異物が入らないようにインナーのスリーブは常に新しい物を使う

・硬いテーブルの上などで滑らせてカードを扱わない。

 

・点キズ

カードの表や裏に小さな点のような傷が入ります。

パッと見は分かりづらく光の当たる角度を変えて見ないと分からない場合もあります。

 

 

●起こる原因

・異物の上にカードをおいて圧がかかると点傷になります。

・スリーブの中に異物が入ってそのまま圧がかかる

・カードの上に物を落としてしまう。

●対処方法

・カードを置く際に下に異物がないか確認をする。

・異物が入らないようにインナーのスリーブは常に新しい物を使う

・カードを出して置いておく時は最新の注意を払って行動しましょう。

 

・凹み

点キズの範囲や面積が大きくなったモノが凹みになります。

カードの角の部分がホンの少しだけ凹んでいる場合もあるので状態確認の際には要チェックです。

 

●起こる原因

・物の上にカードを置いた状態で圧がかかってしまう。

・デッキなどでカードとカードが重なる時にズレて重なり圧がかかる。

・カードの上に物を落としてしまう。

 

●対処方法

・カードを置く際に下には凹凸のない状態にする。

・直でカードが重なるのを避けて二重スリーブや三重スリーブで保護する。

・カードを出して置いておく時は最新の注意を払って行動しましょう。

 

・白かけ

カードの背面の四ツ角に白いカケが生じます。

 

●起こる原因

・生産ラインでの初期キズとしてついてしまう。

・スリーブに入れる際に角を当ててしまいかけてしまう。

 

●対処方法

・初期キズはどうしようもないので祈りましょう。

・ピッタリすぎるスリーブだと起こりやすいので、少し幅に余裕のあるスリーブを使っていきましょう。

 

・枠キラ

スーパーレア以上のカードに起こりやすく、枠の部分がすれて下地のホイルが見えてキラキラします。

●起こる原因

・初期のカードに多くみられ、スリーブなどの概念が無い状態でデュエルすることにより

カードの枠が擦れてダメージしていきます。

・湿気によるカードへの影響でダメージしやすい状態でのスリーブの出し入れ。

●対処方法

・デュエルの際はスリーブに入れて行いましょう。

・適度な湿度を保って保管し、スリーブはピッタリサイズより少し余裕のある物を使用しましょう。

最近のカードは昔に比べてダメージしやすくなっていますので扱いは丁寧に行いましょう。

 

・折れ

文字通りカードが折れてしまう事なのですが、ほとんどの場合不慮の事故によるものです。

 

●起こる原因

・カードを持ったり置くときにうっかり不慮の事故が…

・デッキシャッフルの際に勢い余って…

・シャカパチのし過ぎで勢い余って… (※シャカパチとはデュエルの際に手札をシャカシャカしカードをパチン!と鳴らす技術?癖?の事です。)

・小さなお子さんがいる方はお子さんの好奇心によって…

●対処方法

・ケースに帰すまでがカードです。最後の瞬間まで気を抜かずにいきましょう。

・シャカパチはしても戦闘力は上がりません。個々の自由ですがコレクターのわっしょいからするとありえない。

パンドラ戦のショットガンシャッフルを見た時の遊戯と同じ気持ちになります(´⊙ω⊙`)

・シャッフルは丁寧にし、カードを痛めないようなシャッフルの種類を選択しましょう。

・鍵付きの保管庫や出しっぱなしにしないように気をつけましょう。

・濡れ

カードが濡れて乾くことにより、ふやけやヨレが生じます

 

●起こる原因

・水分がカードに付着して時間が経過する。

●対処方法

・カードの周りに水気のある物を置かない。

・手汗の良くかく方はカードの裁断面に触れないように注意しましょう。

 

・汚れ

たまに「なんで!?」と疑うようような、謎の汚れ(ハナクソ?)がついています。

 

●起こる原因

・初期カードに多く見られ、不意に食べかすや粘性のあるモノが付着しているのではないかと思います。

わっしょいも幼少期にお菓子を食べながらデュエルすることも多々ありました。

●対処方法

・カードを扱う際には周りに汚れている物はないかの確認をしましょう。

・手が汚れている可能せいもあるのでカードを触る際には手袋をするのもおすすめです。

・日焼け

紫外線( UV )によってカードが色褪せてしまう現象です。

じわじわと色褪せていくので気づきにくく、気づいた時にはかなり褪色している事が多いのでお気をつけください。

 

●起こる原因

・直射日光や蛍光灯などの紫外線が主な原因です。

●対処方法

・直射日光を避けて蛍光灯をLED電球に代える。

蛍光灯LED紫外線量を比較すると表面接触時に計測した場合、蛍光灯とLED照明では約200分の1にまで低減されるそうです。

・UVカットのスクリューダウンなどのカードサプライを使う。

 

・反り(山反り)

表面が上方向に反っているなら山反り。

ちなみに逆方向に曲げる重石を上に置く本で挟むなどは根本的な解決ではないのでオススメいたしません。

 

●起こる原因

・熱でホイル部分が膨張しているのが原因です。

●対処方法

・ホイル部分が膨張しているので、紙部分も膨張させれば真っ直ぐになります。

そこで加湿していくのがオススメです。

タッパーなどの密閉できる容器に少量の水を含ませたスポンジやコットンをカードと触れ合わないように入れて数時間放置して様子を見ていきましょう。

湿らせすぎると反りすぎて今度は谷反りしてしまいますので、水分は少量で大丈夫です。

 

・反り(谷反り)

表面が下方向に反っているなら谷反り。

ちなみに逆方向に曲げる重石を上に置く本で挟むなどは根本的な解決ではないのでオススメいたしません。

 

●起こる原因

・水分(湿気)で紙の部分が膨張しているのが原因です。

●対処方法

・紙の部分が水分で膨張しているので、乾燥させて紙部分を縮小させれば真っ直ぐになります。

そこで乾燥させていくのがオススメです。

タッパーなどの密閉できる容器に乾燥剤とカードを入れて数時間放置して様子を見ていきましょう。

山反りのカードを乾燥剤と一緒にすると紙の部分が小さくなるのでさらに反ってしまうので注意しましょう。

 

・オーバーストライク

製造段階で箔押しする際に、圧がかかりすぎて名前が裏面にまで浮き出ています。

究極完全体グレートモスなどに多くみられ、ヒドイものは名前の形に白くハゲている個体もあります

●起こる原因

・製造段階の初期傷であることが多い。

●対処方法

・初期傷なので自分の運を信じる。

・カードの個性として受け入れて楽しむ。

 

・歴戦

デッキケースなんてなくて輪ゴムで止めて持ち運んだ日々・・・。
スリーブなんて知らず公園でのデュエル・・・。
ボコボコにし過ぎ、泣きながら破られたブルーアイズ・・・。
『どうしてこうなった!?』と思うような重症を負ったカード達を敬意を込めて
どこの誰かが【 歴戦 】と呼びました。
自分の歴戦カードを見て思い出に浸るもよし、誰かの歴戦カードを見てそうなった経緯を想像するもよし。
ここまでくるとダメージも個性ととらえて愛着が湧いてきちゃうのが良い所ですね(・∀・)
僕の小学校からの歴戦カード達を見て、色々想像してもらえると幸いです♪

 

●まとめ

ここまで色々なダメージを紹介してきましたがカードショップなどで傷のチェックの際にご参考になれば幸いです。

そして、ダメージもカードの個性として愛着をもってコレクションを楽しんでいただければなと思います( ・∇・)

 

良かったらコレクションの保管方法についてまとめていますのでご覧ください♪

コレクションカードの保管方法 7選 〜遊戯王・ポケカ・MTG〜

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